写真や映像、音(音楽)を観・聴いた人間(お客様)が何を感じ、何を想い、何を受け取ってしまうのかと言うことを日々考えて仕事をさせて頂いています。
今日はお休みを頂いたので、その手がかりを本屋さんで物色・・・・
◎ まずは1冊目
「映画の文法」今泉容子・著
目次が辞書のように、
「ア行」の 「アイリスイン/アイリスアウト」 から
「ワ行」の 「ワイプ」 まで順序よく並んでいます。
「日本映画のショット分析」と題し、観客として映画をより楽しく観るために書かれている本ですが、撮影や編集をする私達も、とても勉強になる内容です。
◎ で、2冊目
「デジタル・フィルム・メイキング(新しいプロフェッショナルとは何か)」
マイク・フィギス・著
目次には
「道具を選び、愛すること」
まなざしを鍛える/偶然によるイノベーション/丁寧であること
「カメラの改造は美学である」
カメラ操作について/揺れるカメラ:手ブレ
「光の巨匠を乗り越える」
色/光と影/カメラ本体の機能
「カメラを動かす意味を考える」
カメラを動かしていいのか?/カメラを動かす必然性
「効果的に音楽を入れる」
心理的バックボーン/既製の音楽/オリジナル音楽/耳を新鮮に保つ
等、私達が日々直面している課題に対する項目が並びます。
◎ そして3冊目・最も大切かもしれない事
「人間を撮る・ドキュメンタリーがうまれる瞬間」池谷薫著
目次には
「魂」を撮る
「命」を撮る
「欲望」を撮る
「尊厳」を撮る とあります。
私達は、日々「本物の人間ドラマ」と向き合っています。ただ単に綺麗な映像を撮影、並べただけでは、本当に人の心に響く物にはならないと気づいています。そしてその気づき・学びをより深め、実践することによって、「映像で幸せに」の目標を達成したいと願っています。
一人でも多くの人が幸せになって頂けるように、こういう勉強も日々忘れることなく仕事を進めていける集団になりたいと想った休日でした〜(^_^)v
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