昨日の婚礼。
新郎様のお父様、かなりお悪かった模様。ホテルまで来られるも集合写真断念。式も宴会もホテルの部屋で過ごされた。
お二人の要望で、新婦様も入ってのご家族写真の撮影が撮れず、宴会が終わったらお部屋でみんなでと待機していたが、親族から「無理」との判断でお二人も断念。お二人からは「ホント申し訳ない」と謝って頂いたが、私達の想いとしては、「だから今撮って残さないと・・・」でも言えなかった。
義理の父が一晩退院して家に戻った時に、ベッドの上に子や孫が全員のかって、みんなで撮った写真があります。今となっては撮影しておいて良かった。残ると言う事は悲しいことかもしれませんが、「偲ぶ」という行為は、写っている人が生きている、いないに関係なく大事なことだと思います。
過去には披露宴中に退出されたお父様がお開き時に病院で他界された宴会もありました。私達が撮影した写真・映像が最後の姿となりました。私達も涙を流しながら撮影させて頂きました。
また納品時にはお母様やお婆さまが亡くなっておられた両家も何件かいらっしゃいました。
過去にホテルの方が「婚礼写真も偲ぶものだしね」名言だと思いました。
もっと写真を残すという意味を啓蒙して行かなくてなならないと心に思った一日でした。
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